【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
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370: ◆QhFDI08WfRWv[saga sage]
2018/10/20(土) 20:10:20.26 ID:V6UQfTqTo

くつくつと笑う九尾の一方
、
不安を隠しきれない天乃は深く考え込む

素早く手を打たなければならないが、自分たちの声は届かないという

なら、どうしたらいいというのか

天乃「防人のみんなのことも助けたいわ」

九尾「ふむ……主様がそれを望んでおることは知っておるが……」

九尾は言うべきか迷ったのか中途半端に口を閉ざすと、

天乃のことを悲しげに見つめる

九尾の考えの中ではどうしようもない道があるということなのかもしれない

九尾「防人……いや、巫女の一人や二人は見捨てるしかなかろう」

天乃「巫女……?」

九尾「あの頃。そう、奉火祭を行った頃に似通ってきておる」

天乃「それって、いけにえになる子がいるってことよね? そんなの――」

九尾「防人の犠牲云々に限らず、諦める必要も出てくるやもしれぬ」

でなければ余計に被害が増える可能性もある

九尾はそう告げると、不安に苛まれて考え込む天乃の姿を視界から消す

こればかりは冗談ではない

本当に、そうする以外にはない可能性があるのだ

神樹様の種のような裏技もあるかもしれないが

相当に荒業で危険な行為になるだろうと、九尾は考えていた


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