14: ◆pEaIp81KBzrH[saga]
2018/07/28(土) 21:03:38.94 ID:EGK9/zyo0
待てども待てども渇きは癒えない。
咲「ごめん、京ちゃん……出ない」
死刑宣告。
俺にはやはり咲の排尿をコントロールする資格がなかったのだ。
体が、熱で溶けていくのがわかる。
筋肉が解け始めるとその熱で一層、体温が上がる。
すると脳の細胞まで溶け出してくるのだ。
思考がぼんやりとしてきた。
喉はからっからに渇いていた。
咲は立ち上がって俺の側にいてくれた。
最後に目が合うと、咲は泣いていた。こんな俺のために泣いてくれる。
宮永咲はそういう女だ。
咲の曇り一つない瞳から涙がぽろりと流れて、俺の口に落ちた。
この世のものとは思えない甘露だった。
DEAD END
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