モバP「茄子さんが痴漢プレイにハマってしまった」
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2: ◆FreegeF7ndth[saga]
2018/08/13(月) 22:02:30.47 ID:JJ8rLFkyo
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真夏の夕方。中央線快速の窓を、ざぁざぁと強い雨が叩いています。
雨音を押しのけて、インバータ駆動音がうなって発車しかけると、
私は車両と車両の連結部近くまでプロデューサーの手を引いていきます。
車内は、半歩も歩けば人とぶつかるぐらい、むわむわした混み具合。
私が小さく「すみません」とつぶやいて、乗客に道を開けてもらうよう促すと、
若い――プロデューサーよりきっと年下の――男性が一人、私の顔を見ていました。
私の勘違いでなければ、私に見とれてくれたんでしょう。
ピンクのブラウスと花柄のスカートは、雨雫に濡れて、私の肌に少し張り付いていました。
アイドルの私が言うのもなんですが、若い男性にはいささか扇情的だったと思います。
「プロデューサー、奥に行きましょう」
私は、プロデューサーの手を引いて、視線への盾にします。
すると男性は、バツの悪い顔をして目をそむけます。
車輪がレールの継ぎ目を踏むたび、ガチャンガチャンとうるさく鳴る連結部。
そこから向こうの車両側を見ると、引き戸は閉まっていて、雨の湿度のせいか、ぼやぼやと曇っています。
「ちょっと、私を隠してもらえませんか?」
車両と連結部の間で、私を隔離するように、プロデューサーを立たせます。
ガチャガチャ音の隙間に、プロデューサーへ向けてささやきを滑り込ませます。
「透けてしまってますかね」
「すまん。傘を持っていなくて」
「駅でビニール傘買って、事務所まで相合い傘してくれるなら、許してあげます」
「それは」
「それと、あと」
「あと?」
私は、掴んだままのプロデューサーの手を、私のスカートのベルトに押し付けます。
「触ってください。ちょっと、ムラっとキちゃったんで」
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