【安価コンマ】サキュバスによる魔法少女狩り 3
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62: ◆DcY2UQdn6g[saga]
2018/12/05(水) 02:07:21.85 ID:/SM01pkr0
海「(よし。うまく観客に紛れ込めた・・・)」
イベント会場の観客席で海は息を潜めていた。
周りの話を聞くにサキュバスが捕らえた魔法少女を公開陵辱するというのだ。
趣味の悪さに吐き気がしたが海にしてみれば好都合でもあった。
海「(奇襲をかけて即座に魔法少女達を救出して離脱・・・この群衆の多さなら簡単に混乱が引き起こせるはず・・・)」
普通に考えれば無謀も良い所だが殊、海に関してはそれは当てはまらない。
彼女の得意とする創造魔法は性質上、最強の初見殺し足りえる。
無論、困難な事には変わりないが正面切って戦うよりかは遥かに勝算がある。
会場の中心にはこれ見よがしに十字架が並べられており、悪趣味なショーを予見させる。
海「(タイミングは・・・魔法少女が十字架に掛けられる時・・・観客もサキュバスも意識が集中するその瞬間・・・)」
来るべき瞬間に向けて海は魔法のステッキに魔力を籠めだす。
暫くすると、主催者と思しきサキュバスが舞台に現れ、大歓声を持ってむかえられる。
倒すべき相手の顔を見る為に海も一瞬だけ視線を移すが、一瞥しただけですぐに詠唱に戻った。
だがその魔法が発動する事は無かった。
リアテナ「お集りの皆様。突然ですが今回の催しの内容を変更させていただきます」
マイクから発せられたサキュバスの言葉に会場が俄かにざわつき、海も流石にリアテナに注目する。
リアテナ「予定では私が捕らえた自慢の魔法少女の艶姿をご堪能頂く予定でしたが、急遽スペシャルゲストがお越しいただけました」
突如として海にスポットライトが当てられ、その姿が衆目に晒される。
リアテナ「なんと、わずか14歳にして魔法少女の最高位にまで昇りつめた天才マジシャンとしても名高い白羽根海様その人です!」
海「(やられた・・・何時からバレてたんだ・・・いやそれよりも・・・)」
ギリッと唇を噛みながらも直ぐに気持ちを切り替え覚悟を決める。最早、正面切って戦う他無いだろう。
リアテナ「仲間を助けるために単身、魔界に乗り込んできた彼女を拍手でお迎え下さい」
怒号のような歓声の中、海は観客席から会場へと歩みだす。
不思議と絶望感は無かった。こんな修羅場でこそ自分は戦い抜いてきたんだ。
海「折角の大舞台だ。白羽根海の妙技をとくとご覧あれ!」
今ここに淫魔と魔法少女の最高峰の戦いの幕が切って落とされる。
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