肇「フォークソングライン(ピーターパンと敗残兵)」
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名無しNIPPER
2018/10/16(火) 18:26:51.03 ID:kQL/W8rg0
『pさんの。まだ出来ますよね』
また固いのがわかる。
肇は枕元に置かれた箱からナニかを取り出し、モノに被せた。
『Pさんも明日はオフでしたよね。なら沢山出来ますよね』
以下略
AAS
37
:
名無しNIPPER
2018/10/16(火) 18:27:37.39 ID:kQL/W8rg0
目を開くと見慣れた天井。
「ゆめ・・・だよな」
体を起こし部屋の中を見いた。見慣れた自分の部屋。タバコ臭くもない。
「よかった」
なぜか胸をなでおろした。
以下略
AAS
38
:
名無しNIPPER
2018/10/16(火) 18:28:08.37 ID:kQL/W8rg0
どうにかバレずにパンツを洗うことが出来た。
早く起きたことに、かーさんに驚かれたが、「早起きは良いことね」と言われただけで、
特に訝しがられることはなかった。
早く起きたぶん、早めに学校に向かった。
学校に向かう道中、ヤンデレを渡してきた友達に会った。
以下略
AAS
39
:
名無しNIPPER
2018/10/16(火) 18:28:55.75 ID:kQL/W8rg0
「知らねー」
「幼馴染のよしみで聞けねーの」
「どーなんだか」
確かに気になる。テレビやネット・雑誌で肇の活躍は追えるが、生のアイドル藤原肇の姿を見たことない。
生のアイドル藤原肇を見てみたい。
以下略
AAS
40
:
名無しNIPPER
2018/10/16(火) 18:29:52.63 ID:kQL/W8rg0
今年の夏の前半はやけに暑かった。
日中、外に少し立っているだけで汗が止まらない。まるでサウナの中に居るんじゃないかってくらい。
日差しも強く、肌に当たると痛く感じる。帽子を被ってなきゃ頭が熱くてしょうがない。
外で遊ぶ子供の声が聞こえない。それどころか、セミの鳴き声すらあまり聞かない。
見上げた空は、青い絵の具をチューブから出してそのまま塗りたくった様に、重たい濃い青い空だった。
以下略
AAS
41
:
名無しNIPPER
2018/10/16(火) 18:31:45.18 ID:kQL/W8rg0
ただ陶芸のコンクールで、若手の賞に引っかかった。陶芸雑誌の片隅に載った。
その雑誌は肇がインタビューされた雑誌。
けど、じーちゃんからは「まだまだ、だな」と言われた。まぁ、その通りだけど。
こればかりは日進月歩、亀のような足取りでも前に進んでいくしかない。
そんな感じでいつの間にか8月になってしまった。
以下略
AAS
42
:
名無しNIPPER
2018/10/16(火) 18:32:56.76 ID:kQL/W8rg0
ライブ当日。
俺は物販の列に友達と並んでいた。他の二人は物販に興味ないらしく開演ギリギリに来る。
前半の暑さとはうって変わって、だいぶすごしやすいからっとした陽気。セミも気持ちよさそうに鳴いている。
空の青もどかこかしら軽く感じる。
「なー。オマエ何買うの」
以下略
AAS
43
:
名無しNIPPER
2018/10/16(火) 18:33:41.89 ID:kQL/W8rg0
「だからホントだって。肇のじーちゃんにお願いされたんだって」
「無理に嘘つかなくていいんだ。オマエが欲しいんだろ」
「だからちげーって」
「ウソつけ。なんで肇の家族であるじーさんが、なんでオマエに物販を頼むんだよ。
普通貰えたり、買えたり出来るだろ」
以下略
AAS
44
:
名無しNIPPER
2018/10/16(火) 18:34:27.25 ID:kQL/W8rg0
物販を買い終え会場に入った。
会場の中は既にすごい熱気。今か今かと待ちわびている。
俺たちはチケットを見ながら座席を探した。
「あった」
座席に着き荷物を置き、前を見た。ステージが近い。
以下略
AAS
45
:
名無しNIPPER
2018/10/16(火) 18:34:56.63 ID:kQL/W8rg0
「すごかったな」
ライブはあっという間に終わってしまった。
いつの間にか俺たちは帰宅の途に着いていた。
始めてみたライブは俺の想像を遥かに超え、なんて表現したら良いのかわからない。
自分の言葉が足りないのが悔しい。
以下略
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