モバP「向日葵みたいなその笑顔で」薫「せんせぇ!」
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1: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:26:52.57 ID:QG1MRpVU0
7作目です。SS速報が復活したので、こちらで投稿することにしました。
よろしくお願いします。


2: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:28:56.06 ID:QG1MRpVU0
過去作

Pとキュートな女の子たちシリーズ

モバP「未来のお嫁さん?」響子「はい!」
以下略 AAS



3: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:30:23.42 ID:QG1MRpVU0
俺の父は小学校の先生だった。父は悩んでいる子がいれば、誰よりも親身になって話を聴いてあげていた。
落ち込んでいる子がいれば、その子が元気を取り戻すことができるよう励まし続けた。


4: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:30:55.30 ID:QG1MRpVU0
担当クラスの子供たちだけではなく、保護者の方々や同僚の先生たちなど、たくさんの人から慕われていた父。
俺はそんな父のことを誰よりも誇りに思っていた。
いつしか、父のように、誰かの為に頑張ることができる立派な先生になる…それが俺の“夢”だったんだ。



5: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:33:20.28 ID:QG1MRpVU0
〜7年前 とある居酒屋〜
「「「「「かんぱ〜い!」」」」」カチーン

月末の仕事終わり、俺は346プロ 第1〜3芸能課合同プロデューサー報告会に参加していた。



6: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:33:55.10 ID:QG1MRpVU0
第1A「みなさん、今月もお疲れ様です」

第1B「いや〜、ここ1ヶ月よく頑張ったよなぁ、俺達!!」グビッグビッ

第1C「流石に全員集合というわけにはいかなかったが…まぁいいだろ」
以下略 AAS



7: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:34:36.60 ID:QG1MRpVU0
第1B「なにいってんだよ〜所属は違えど、同じ346の仲間じゃないか。もっと肩の力抜けって!」プハーッ

第1A「そうだよ。先輩っていっても、入社時期にそう差はないんだからさ」

第1C「ま、報告会なんてのは建前で、実質ただの飲み会だしな」
以下略 AAS



8: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:35:15.07 ID:QG1MRpVU0
第1C「この中で先輩って呼べるのは、Dさんだけだと思うんだが」チラッ

第2D「俺が?俺は…先輩なんて柄じゃないさ」

第1C「なに言ってるんですか。346プロに今のアイドル部門が設立される前…旧アイドル部門が存在した頃からプロデューサーを務めているじゃないですか」
以下略 AAS



9: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:36:07.12 ID:QG1MRpVU0
P「そうなんですか!?すごいなぁ…大先輩じゃないですか!」

第2D「そんな大それた人間じゃないよ。俺は」

第1C「謙遜しないでください。Dさんはあの高垣楓をトップアイドルに導いた経験があるじゃないですか」
以下略 AAS



10: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:36:32.83 ID:QG1MRpVU0
第1B「ええっと…誰だっけ、その人」グビッグビッ プハーッ!

P「えっ!知らないんですか!?プロデューサーなのに!?」

第1B「がはっ」グサッ
以下略 AAS



11: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:37:03.67 ID:QG1MRpVU0
P「へぇ〜実際の所はどうなんですか?Dさん」

第2D「…さてね、俺は彼女がランクSに達する前に担当を降りたからな。その後のことは知らないよ」

P「何だ…残念」
以下略 AAS



12: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:38:01.49 ID:QG1MRpVU0
第1B「そうっ!現世に蘇った清楚すぎるヴィーナス!美波だ!そして、いつもニッコリ笑顔のフローラル夕美ちゃん!二人が合わされば…強靭!無敵!最強!ワハハハハハハ!!」

P「強靭、無敵、最強って…女の子を指す言葉じゃないですよね」

第1A「待てっ!確かに新田さんや相葉さんも素敵なアイドルさ…だが、一番は僕の担当アイドルだ!!響子はいつも明るくて、優しくて…ずっと傍にいたい最高のお嫁さんアイドル!美穂は恥ずかしがりやだけど、いつも一生懸命で…ずっと傍で応援したくなる超絶キュートなアイドル!二人なら、トップアイドルも夢じゃないはずだ!」
以下略 AAS



13: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:38:29.44 ID:QG1MRpVU0
第1C「また始まったか…こいつら、自分の担当アイドルのことになると周りが見えなくなるからな…」

P「でも、それだけ自分の担当アイドルのことを大切に思っているってことですよね!やっぱり一流だよなぁAさんとBさんは。俺も見習わないと!」

第1C「えっ」
以下略 AAS



14: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:39:01.21 ID:QG1MRpVU0
先輩達との会話はすごく楽しくて、宴は朝まで続いた……

第1A「う〜ん…響子…美穂…そんなにくっついちゃ…ダメだって……」ムニャムニャ

第1B「ヒィイ…!鬼、悪魔、チヒロォ…!」ウゴゴゴ
以下略 AAS



15: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:39:40.68 ID:QG1MRpVU0
〜公園〜
P「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」

営業先からの帰り、俺は思うように仕事が取れず、すっかり自信喪失していた。

以下略 AAS



16: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:40:18.19 ID:QG1MRpVU0
P「負ける気がしねぇ…なーんて、今の俺じゃ絶対に言えない…なっ!?」ガッ

石に躓き、転びそうになるのをすんでで耐える。

P「ふ〜…危うくファーストキスの相手が地面になるところだったぜ…って、ウェ!?」
以下略 AAS



17: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:40:52.51 ID:QG1MRpVU0
P(ああああああ!カバンのチャック閉めるの忘れてたぁ!!)

P「トホホ、ツイてないなぁ…俺」ガックシ

しゃがみ込み、地面に散らばった書類を拾い集める。情けない成人男性の姿がそこにあった。
以下略 AAS



18: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:41:21.23 ID:QG1MRpVU0
頭上から声が聞こえ、顔をあげる。そこには女の子が立っていた。
赤と黄色の髪留めをした茶色のショートヘア、赤色のシャツに緑色のジャケットを羽織り、ハーフパンツを履いている。
小学生だろうか。



19: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:41:46.75 ID:QG1MRpVU0
P「あっ、いや全然平気!元気一杯っ」ニカッ

少女「よかったー!おなかいたいんじゃないんだね!あ、でも、どうしたの?だんごむしのマネ?」

P「ダ、ダンゴムシ?違う違う、ちょっと大事な書類を落としちゃってね。拾っているところなんだよ」
以下略 AAS



20: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:54:41.21 ID:QG1MRpVU0


P「ふぅ、集めきったぜ…」

少女「ぜんぶひろえた?でも落とし物なんて、オトナなのにおっちょこちょいなんだね!『げーのーじむしょ』の人なのにだいじょうぶなの?」
以下略 AAS



21: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/10/19(金) 12:59:26.61 ID:QG1MRpVU0
女の子に346プロの名刺を見せられる。シンデレラプロジェクトのロゴマークが書かれたデザインの名刺…確かに記憶に残りやすいかも。

P「ありがとな、拾ってくれて」

少女「えへへー、どういたしまして!」ニパッ
以下略 AAS



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