1:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 22:46:17.68 ID:u9VAKemd0
聞き間違えかと思った。
すっかり秋めいた十月中旬、ある朝の執務室で――。
私は秘書官と仕事をしていた。本部に送る資料をまとめていたのだ。
その合間、お茶でも飲もうかと提案した時のことだった。
吹雪は茶菓子を用意しながら、何気ない様子で振り返ると、
「司令官ってアナル弱そうですよね?」
私に向かってそう言ったのだ。
2:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 22:47:56.79 ID:u9VAKemd0
提督「な……」
提督「何を……」
提督「どういう、意味だ……?」
3:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 22:51:09.16 ID:u9VAKemd0
言われるも何も、アナルという単語を聞くこと自体初めてだった。
まさかそれを口に出して言う者がいるとは――。
そしてそれが他ならぬ秘書官であることに、私は大いに狼狽していた。
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