吹雪「司令官ってアナル弱そうですよね?」
1- 20
3:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 22:51:09.16 ID:u9VAKemd0
言われるも何も、アナルという単語を聞くこと自体初めてだった。

まさかそれを口に出して言う者がいるとは――。

そしてそれが他ならぬ秘書官であることに、私は大いに狼狽していた。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 22:55:57.87 ID:u9VAKemd0
提督「なんだ、その下劣な話題は!」

提督「いつからそのような言葉を口にするようになった!」

提督「仮にも執務時間中、上官に向かって下ネタを振るだと!?」
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 22:58:49.57 ID:u9VAKemd0
吹雪「…………」

吹雪「えー、でもぉー……」

吹雪「司令官って絶対にアナルが弱い」
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 23:00:23.00 ID:u9VAKemd0
しかし、あの目だ。妖艶にも感じられるあの目。

笑いながら私を見る、確信と優越感に満ちた吹雪の目。

そこに妖しげな光を感じ、私はたまらず執務室から飛び出していった。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 23:05:05.98 ID:u9VAKemd0
あの一件から数日が経過した。

吹雪を秘書官から外し、直接的な話題が続くことはなかったが――。

注意深く気にしてみると、鎮守府の雰囲気がおかしいことに気がついた。
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 23:07:28.59 ID:u9VAKemd0
こちらをうかがいながら、くすくすと楽しそうに笑いながら――。

駆逐艦たちは、一体、何を話しているのだろうか?

知るのが怖く、私はあえて気がつかないふりをしていた。


9:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 23:14:34.63 ID:u9VAKemd0
また、駆逐艦たちによる接触も気になるようになった。

島風「どーん!」

提督「うおっ!?」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 23:16:31.90 ID:u9VAKemd0
吹雪「ねえ、どうだった……?」

島風「うん、えっとねー……」

雪風「あれは絶対……」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 23:19:20.80 ID:u9VAKemd0
島風たちが消えた方、曲がり角の向こうで――。

やはり笑いとささやき声が聞こえていた。

それは私の何かに関する話題のようで、
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 23:25:54.64 ID:u9VAKemd0
それからも事態が好転することはなかった。

非日常は非日常のまま、駆逐艦たちは私に好奇の視線を浴びせ続けた。

巡洋艦たちは落ち着いたものだったが、その平静さが逆に恐ろしかった。
以下略 AAS



38Res/14.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice