8:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 23:07:28.59 ID:u9VAKemd0
こちらをうかがいながら、くすくすと楽しそうに笑いながら――。
駆逐艦たちは、一体、何を話しているのだろうか?
知るのが怖く、私はあえて気がつかないふりをしていた。
9:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 23:14:34.63 ID:u9VAKemd0
また、駆逐艦たちによる接触も気になるようになった。
島風「どーん!」
提督「うおっ!?」
10:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 23:16:31.90 ID:u9VAKemd0
吹雪「ねえ、どうだった……?」
島風「うん、えっとねー……」
雪風「あれは絶対……」
11:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 23:19:20.80 ID:u9VAKemd0
島風たちが消えた方、曲がり角の向こうで――。
やはり笑いとささやき声が聞こえていた。
それは私の何かに関する話題のようで、
12:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 23:25:54.64 ID:u9VAKemd0
それからも事態が好転することはなかった。
非日常は非日常のまま、駆逐艦たちは私に好奇の視線を浴びせ続けた。
巡洋艦たちは落ち着いたものだったが、その平静さが逆に恐ろしかった。
13:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 23:34:48.19 ID:u9VAKemd0
不安のまま漠然と過ぎていく日々。
しかし、私は策もなしにただ待っていただけではない。
帰ってくるのだ! 主力艦隊がもうすぐここに帰ってくる。
14:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 23:35:56.25 ID:u9VAKemd0
何があったのかは分からないが、それでこの問題は解決だ。
そう信じてひたすら待ち、私はついにその時を迎え――。
長門「帰還したぞ、提督」
15:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 23:38:49.42 ID:u9VAKemd0
長門「なんだ、どうした」
大和「ふふっ。そんなに私たちに会いたかったのですか?」
金剛「提督からのラブを感じまーす!」
16:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 23:41:53.53 ID:u9VAKemd0
赤城「何かあったのですか?」
提督「いや、実はだな」
提督「口に出すのもはばかられるが」
17:名無しNIPPER[saga]
2018/10/19(金) 23:44:25.83 ID:u9VAKemd0
提督「そう思うだろう? みんなもそう思うよな!?」
加賀「ええ、まあ」
大和「そ、そうですね」
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