【忍殺】ザ・グレート・トレイン・ラブリー他【オリキャラ】
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84:名無しNIPPER[ saga]
2018/11/10(土) 14:27:43.47 ID:aMieaTZf0

 採掘場最下層には静寂が戻っていた。
ナイターめいた大型照明の明かりも遠く、暗い空からしんしんと雪が降る。
BRATATATA……BRATATA……
地上から微かに銃声が響いた。
土がむき出しになったシューゲイザーの爆発四散痕の近くの雪が、ボコリと隆起した。


スノーウィンド「プハアーッ、ハアーッ、ハアーッ、ハアーッ!」


 その下から姿を現したのは、おお、スノーウィンドだ!
シューゲイザーの爆発四散に紛れて、とっさのドトン・ジツで雪の中に潜り込んでいたのだ!
とはいえ土手っ腹に大穴が開いていることには変わりなく、スノーウィンドは自分の腸の断面を見ながら腹にバイオ包帯を巻くことになった。
おおがかりな手術が必要になるだろう……しかし今はまだ、休めない。


スノーウィンド(こういう場合どうなるんだ?1番、エージェントが殺されたからご破算で俺はセプク。2番、ミラ=サンのせいだからお咎めなし?ああ!俺はここの責任者だった、こういう時責任を押し付けられるのが仕事だ。答えは1番!)


 自分の今後についての不安が頭の中をぐるぐると駆け巡る。
ガコン……ウイイイイン。
エレベーターで地上へ向かいつつ、ニンジャポーチからハッチャキ・タブレットを取り出して二粒噛み砕く。
腹の傷の痛みとだるさが消え、不健康な高揚感が全身を駆け巡った。


スノーウィンド(ミラ=サンは無理でも、脱走労働者どもを皆殺しすれば上司の心象が良くなってケジメが軽くなるかもしれん。今は俺の本質なんてどうでもいい!)


 ガコン……ガラララ。
スノーウィンドはしばし問いを封じ込め、追跡を開始した。



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