【R18】八幡「…………しっぽ?」沙希「見た?」姫菜「え、しっぽり?」【俺ガイル】
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465: ◆zO7AQfurSQ[sage saga]
2021/10/31(日) 23:25:32.39 ID:NNZjEwzZO
 さて、待ちに待った週末がやってきたわけだが。
 俺ときたら早速やらかしてしまった。

「これは……いくらなんでも…………」

 待ち合わせ場所に着いた俺はそう呟く。
 辺りは薄暗く、人通りも殆どない。
 当たり前といえば当たり前だ。まだ電車の始発も出ているかどうか怪しい時間なのだから。

「まるで小学生だな…………」

 俺は自嘲気味に笑う。
 まあいい。待つのは別に苦手ではない。
 手近にあったベンチに腰掛け、スマホを取り出す。
 せっかくだから最近滞っていたソシャゲでも進めておくか。
 が、驚くことにそこから三十分もしないうちに川崎がやってきた。

「いや、早すぎるだろ」

「あんたが言えることじゃないでしょ」

 川崎が呆れながら俺の隣に座る。
 ただそれだけなのに俺の心臓がどくんと跳ねた。
 どんなに肌を重ねてもこの距離に慣れない。
 こんな川崎みたいな美少女が俺とただならぬ仲だなんて未だに夢じゃないかと思うこともあるし。
 どうか夢なら覚めないで欲しい、なんて陳腐な言葉が脳に浮かぶ。

「で、何でこんなに早く来たんだ?」

「昨晩小町から連絡あったからね。挙動不審なほどそわそわしててたぶんめちゃくちゃ早く家を出ると思いますって」

 おのれ小町。俺の御主人様をこんな早い時間にご足労掛けさせる真似しやがって。
 いや、原因は俺なんだけど。来てくれたのは正直嬉しかったし。

「でもこの時間だとまだちょっと早いね。少しここで潰してから行こっか」

 確かにラブホの料金が安くなる時間にまでもう少しある。
 川崎は俺に身体を寄せ、頭を肩に乗せてきた。いや、だからこれだけで緊張のあまり固まるんじゃないってば、俺。
 とりあえず動揺していない見栄を張り、川崎の腰に手を回す。


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