【艦これ】提督「この絶望的な海へと」【あんこ】
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114:名無しNIPPER[saga]
2018/11/08(木) 23:12:35.03 ID:00M2cwpi0
Graf「その、雲龍のことなん
提督「よし分かった。甘い菓子でもどうだ? 俺もコーヒーにはそれなりに一家言あってな」
Graf「は? いや、先程既にその話は聞いたしコーヒーも頂い
こいつは、危険だ。
そういえばあまりにも唐突に降って湧いた出来事だったので忘れていた。
いや、未だに続く横須賀から硫黄島までの海域に関する処理や、
南方での戦果と被害の報告に関わる残務に追われて考える余裕も無かったか。
それとも週末に約束してしまった逢瀬で口止めできたと安易に考えてしまっていたか。
取り敢えず、雲龍と伯爵閣下は今のところ二人部屋の同室だった。
殊更仲が良いようには見えなかったが、しかし。
女というものの話好きを侮っていたかもしれない。
これがただ単に、妙な浮かれ具合への質問程度だったらば、どんなにかいいだろう。
間抜け顔で執務室まで引き摺られていくことを諦めた彼女を見遣る。
返ってきた目線は、どうもまた面倒なことを言いそうで。
提督「勘弁してくれ……」
まるで空虚な自分に誰かが面倒ごとを投げ込んできてくれているのかと錯覚する程だった。
そんなお世話は、できれば金輪際止めてほしいと切に願っているのだが。
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