【艦これ】提督「この絶望的な海へと」【あんこ】
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117:名無しNIPPER[saga]
2018/11/08(木) 23:32:33.49 ID:VyV27JAf0

Graf「いや失礼……あぁ、そうか、なんだもうそこまでなのか……」

提督「いや、何を勝手に勘違いしているのかは知らないというか知りたくもないがな、Graf Zeppelinくん」

Graf「その怖気を振るう呼び方は止めてくれないか、Admiral」

提督「急に真顔になるな馬鹿。……なぁ、Graf」

Graf「? 」

雲龍と出掛けること自体は然して問題ではない。
本来軍施設から艦娘を出すことは殆ど御法度の様なものだが、しかし。
俺の権限と彼女の功績を盾に取ればその程度は造作も無いことだ。

それに、彼女と関係を深くしそれが周囲に漏れることも想定済み、許容済みだ。
あの夕陽の執務室で、その辺の損得と動き方は既に決めているのだから。

問題なのは、そんなことではなかった。

提督「俺が、浮ついているように見えたと宣ったな、お前」

Graf「宣うなどと……いや、確かに上官に投げ掛ける雑談としては不適切だったかもしれないが」

ーー謝ろうか?

なんて、薄い笑みを返してくる彼女を見て、思った。
Graf Zeppelinという女はそれなりにユーモアを持っている女だ。
そして、俺にとって面倒ごとを持ち込む女その三だかその四だ、きっと。


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