【艦これ】提督「この絶望的な海へと」【あんこ】
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140:名無しNIPPER[saga]
2018/11/10(土) 00:21:24.91 ID:gCcbhI0P0

俺たちにとっては然程の問題も無い。

問題なのは寧ろ個人的な思惑が一部大外れしたこと。
大した情報を与えずまずまずの戦果であることを期待した飛行船伯爵が、
何故か戦果第一の功績を上げたことである。



提督「…………はぁ? 」

Graf「褒められこそすれ呆れられる筋合いは無いと思うが」

提督「何機落として何隻沈めたって? 」

Graf「そんなもの数える余裕が無かったと言っているだろう。それよりいいのか? それは」



ヒラヒラと大雑把な報告書を弄びながらGrafが差したのは書類の山であった。
報告書には目を通したし大体の上申や今後の展望を纏めたもの、
作戦立案や会議に関する資料は既に粗方捌ききっている。

今この執務机に鎮座しやがってくれているのは、


Graf「取材申し込みに代議士からは会食への誘い、
海軍省への入省を勧めるものから各種実業家からの援助申し込み、
他には見合いの……クク、ラヴレターだらけだな。随分と人気者じゃないか」

提督「…………」



既に勝利からはほぼ二日経っている。

最初のうちは執務の為だといって放置し誤魔化していたが時間が経ってしまうとそうもいかない。
この下らない些事の山など本音を言えば今すぐ焼却処分してしまいたいくらいである。

何度か燃やさなければならない程積まれているのは見ているだけでも不愉快な気分が湧き上がってくるが。


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