【艦これ】提督「この絶望的な海へと」【あんこ】
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231:名無しNIPPER[saga]
2018/11/22(木) 21:33:03.28 ID:6NDxpT5vO

【技術って大事ですよね】



あきつ丸「自分の任務は海軍が持つ艦娘やそれに付随する技術を盗み取ることであります」

提督「ほう……? 」



確信めいた追求を深める俺への諦念か、それとも露悪と自己悲哀を纏った陶酔からくる自棄か。
或いはそういった弱い女を演じて取り入ろうと考えているのだろうか。

その判断はつきかねたけれど、あきつ丸は勝手に話を進めていく。俺は、ただ聞き続けている。



あきつ丸「世界で同時多発的に起こった“ 深海棲艦 ”の出現とその後各国が生み出した“ 艦娘 ”。
そのあり方など将校殿たちでさえ興味の無いことではある」

提督「所詮は造られた化け物であると? 」

あきつ丸「あぁ。しかも造られた理由は追い求められるのに今生きる自分たちにはクズゴミ程度の関心しか持ってはくださらない」



自嘲して、それから本心に見える笑みを。
本気でビジネスパートナーになろうと思ったわけではなく。
そもそも俺など信じてはいないがどうせ誰も信じることなどできないのだと。

彼女の顔はそう、語っていた。
露悪的に語られた彼女の任務と言い渡された命令と。

それをこの先、暴いて晒して、何かの道具にしてしまうのは、いいのかもしれない。
俺とて彼女やその生き方になど興味は毛程も、沸いているわけではなかったのではあるけれど。


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