【艦これ】提督「この絶望的な海へと」【あんこ】
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42:名無しNIPPER[sage saga]
2018/10/30(火) 19:23:54.12 ID:qIkCapxqO

最上が過去を覚えているのかは分からない
彼女の履歴書は無味乾燥なもので、彼女の感情に関わる部分には一切触れていなかった

本来であれば俺としてもどうでもいい切り捨てるべき些事であった
寧ろ抉り出さない方が最上もまともに戦えるだろう

けれど、何か気になったのだ
Prinzならば自らが海上産であると言うのは分かっていた

数日見た彼女の感情からも
それに暗記している経歴から特に隠すことでもないということからも

Prinzが言った後、最上がどう反応するかが気になった
よもや怒りに燃えるなどということは無いと思っていたが

提督「…………つまらんな」

本当に、つまらなかった
まるで予想通りの一度観た演劇の様な流れ

ショックを受けた様な顔をして
俺とPrinzの表情を確認して
目を伏せて吃って
それから諦念を滲ませて真実を告げる

提督「俺の予想に反してみることさえできないのか、あいつは」




紅茶のお代わりを持って行ったときには、元通り
既にPrinzとメイクや冬物について話していた
もうあの話は、終わり

そんな無言のメッセージさえ、俺が紅茶を代えるなんていう分かりやすいそれへの返答だった

本当に、本当に、あいつらは

提督「つまらないやつらだな」



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