高峯のあ「牛丼とか……言ってる場合じゃない」【番外編A】
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6:☆2/2 ◆AL0FHjcNlc[sage saga]
2018/10/29(月) 02:25:08.55 ID:J7F3NL2G0

周子「奏ちゃんもどう? このどら焼き」

奏「結構な大きさね。申し訳ないけど私、この後レッスンだから………」

美嘉「そうなの?」

周子「そういやさっき、のあさんも美味しいって褒めてたな、コレ」

奏「食べる!」スッ

周子「えっ?」

奏「あぁ、もう美味しいって分かる。素敵……」

周子「さ、触っただけで?」

美嘉「のあさんって、ウワサの『寡黙の女王』?」

周子「ん?」

美嘉「銀髪で無表情で不思議なオーラがあるって話だけど、アタシ会ったことが無いし、よく分かんないなー」

奏「………」ピクッ

美嘉「Gランクだっけ。まあ、新人にしちゃよく頑張ってるほうじゃない?」

周子「まあ……、そんなもんだよね」

美嘉「ちょっとジュース買ってくるね」スタスタ

───グチャ!


周子「!?」

奏「………美嘉」

周子「あぁ………勿体無い。そんな潰さんでも」

奏「美嘉。貴女は、貴女と同じ高みにいる彼女の真価に、気付いていないだけ」

奏「近すぎて分からないだけ、見えていないだけ。あるいは、認めたくないのかしら」

周子「何言ってるか知らないけど、餡子でベッタベタだから早く手を拭こ?」

奏「いいえ、美味しかったわ。高峯さんと同じ感想よ、美味しかった。あの人と同じ……」

周子「え、何? 手から食べたの? ど、どゆこと??」








━━━━━━━その頃━━━━━━━
【ユニクロ】


のあ「ウ、売り切れ……!?」

店員「申し訳ありません。有名なアイドルがツイッターに上げたとかで、急に女性のお客様が一斉にお買い求めになりまして」

のあ「(め、迷惑な……!)」

のあ「(私はユニクロの上客なのに、にわかユニクラーアイドルのせいで………くっ!)」

のあ「(私の欲しかった服が……、ど、どうしよ……)」シュン


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