【安価】戦士「今日の依頼は……げっ……! 討伐アンカークエスト、だ……!」
↓
1-
覧
板
20
44
:
◆C7xQLPfhHTAe
[sage saga]
2019/04/15(月) 00:53:01.64 ID:l/MYj2yk0
二人は森の中を歩いている。木の密度はさほどでもなく歩きやすい。木漏れ日も充分にさしこみ明るく、ごく普通の森という印象だった。
戦士「この辺は魔物もそこまで出ないし、それほどの危険はないよ」
女僧侶「そうなのですね」
戦士「ああ。まあ出ても一番ヤバいのはせいぜいがオーガが一体くらいかな。AランクとBランクなら問題はないはずだ」
女僧侶「ご期待にそえるよう、頑張ります」
戦士「ハハハ、期待してるぜ。……まあ、とはいってもごく稀にとんでもない相手がいることもある、って報告を数回知ってる。10年に1度あるかないかだが、一応話しておこう」
女僧侶「はい。わかりました」
戦士「それはな……」
その時だった。巨大な影が、空中から飛来したのは。
二人はすばやくその場から飛びのく。巨大な影は二人がいた場所にすさまじい勢いで落下し、あたりの木々をへし折り、ゆらして倒した。
戦士「……こいつだ! マシンゴーレムだ!」
女僧侶「これが!?」
女僧侶は落下したものへと武器をかまえるが、落下の衝撃で土煙がもうもうと舞い上がり、その姿は見えない。状況を把握し攻撃にそなえるため、必死で目をこらす。
ふと、その土煙の奥で何かが光ったような気がした。
戦士「危ない!」
女僧侶「えっ!?」
戦士は女僧侶にとびかかり、その身体を抱きしめてさらにもう一度跳んだ。
その瞬間、赤い光線が女僧侶のいた空間を貫いた。光はまっすぐに走り、その周辺の木を焼き払い、蒸発させて消し去った。光線は長く維持されることなく、すぐに自らも消える。後には丸く貫通され、燃える木々だけが残る。
戦士はすでに女僧侶を抱きかかえたまま走り出し、その場を離れている。
戦士「連発はできないはずだが、いちど離れるぞ!」
女僧侶「は、はい……!」
戦士の本音としては、一方的に光線で撃たれかねない距離に行きたくはなかった。が、女僧侶は光線の威力に身をすくませている。このままでは自分はともかく彼女が危険だ。
戦士は女僧侶を抱いたまま、風のごとく走り去る。
『…………』
残された土煙の中から、重い足音を立てながら影が姿を現した。
四角い鋼鉄のかたまりに、小さくずんぐりした太い足と、巨大な両腕を持った人型の物体。頭にあたる場所には角の生え、まるいガラス窓のついた円筒がある。そして、胸には赤く大きな宝石がはめこまれ、帯びた熱で陽炎をまとっていた。ここから光線を発射したのだ。
『…………』
鋼鉄の怪物は、二人が逃げ去った方に頭のガラス窓を向ける。それが彼の『眼』なのだった。
『…………』
巨大な怪物は、しかし、その見た目とは裏腹の俊敏な動作で走り始めた……。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
45Res/44.69 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
【安価】戦士「今日の依頼は……げっ……! 討伐アンカークエスト、だ……!」-SS速報R http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1540917456/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice