162:Falsemanの人[saga]
2018/11/04(日) 23:49:12.81 ID:7Z6ep9r80
赤専用マシン駐車場への道
急いでいるので赤が男をお姫様だっこしながら走る
赤先輩「すまないな。こんな運び方で」
男「いえ、大丈夫です。桃達ので慣れました」
男「それより赤先輩。あの兵器聖女達から何かわかりましたか?」
赤先輩「……入手経路が正規でない事ぐらいだ。それと製品番号、武装、通信機器がどれもバラバラで急場凌ぎだったのか雑なカスタマイズだと感じた」
赤先輩「中には土が付着したままや錆び付き等の整備不良も見受けられた。
彼女らはおそらく、山に捨てられたのをマフィアに拾われたのだろうな。今後はその山に捨てられた兵器聖女がいないかの捜索依頼が来るだろう」
男「そんなことが……。
彼女らは今後どうなるのですか?」
赤先輩「専用の刑務所に搬送されるそうだが、もし危険と判断した場合は解体だろう」
男「解体……。人扱いじゃないのですね」
赤先輩「私たちは所詮作り物だからな。金さえあれば替えはいくらでもできる」
男「……赤先輩に替えはありません」
赤先輩「……。わかっている。だから今の人間である自分の方が好きだ」
男「……。それと、山に捨てられた彼女達を救えますか?」
赤先輩「何?」
男「彼女達の境遇に同情しきったわけではありません。ですが、捜索ではなく救出と捉えても良いと俺は考えます。
彼女達にも本当の替えはない筈ですから」
赤先輩「……男。君は今、敵を救うと言ってることを理解しているか?」
男「はい。聖女達に捕まって人体実験をまた受けるのは嫌だが、必要以上に敵視することはない。そう考えてます」
赤先輩「そうか……」
赤先輩「(ありがとう。これで心置きなく君を父親にできる)(バチバチッ」
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