冒険者「真夜中の森を幼女がうろついてる…」【安価】
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87: ◆FazfahKvKj6.
2018/11/24(土) 23:42:03.61 ID:OSOmlcy9O
グラッド「そういえば名前を聞いてなかったな」

ルゥリィ「タイミングが合わなかったのだろう。なに大したことじゃない」

ルゥリィ「さてシアン。君が遺跡で失神したのはおそらく古い魔法の罠が原因だろう」

グラッド&シアン「古い魔法?」

ルゥリィ「うむ。かなり古い魔法だから、最近の子が知らないのも無理はない」

ルゥリィ「複雑かつ強力な魔法で、踏んだ対象者を昏倒させるんだ。引っかかってしまった者は解除呪文がかけられるまで目を覚ます事はない」

グラッド「そんな魔法があるのか」

シアン「ひぇ…」

ルゥリィ「この魔法を知っている人間はそういないはずだ。君は運が良かったな」

シアン「は、はい」

ルゥリィ「む、後は食事をしながら話をするとしよう。冷めてしまうからな」


食卓を見るとシチューとパン、サラダが用意してあった
今朝の事もあるので、グラッドは慎重にシチューを口に運んだ

シチューは、まろやかな中にザラザラしたものがあり、ほんのり苦く辛かった。正直美味しくない…


ルゥリィ「今日のシチューは会心の出来なんだ♪どんどんおかわりしてくれ」

グラッド「お、おう」

シアン「ズズー!ジュルル!ゴクッ!モグモグ!」


シアンは見た目通りの食べっぷりを披露していた
背負った時にも思ったが、こいつのやたら肉づきが良い体はこれが原因か…と言うより、よくこのシチューがそんなガツガツ食べられるな


ルゥリィ「どうしたグラッド。手が止まっているぞ?」

グラッド「い、いやなんでもない」

グラッド(用意してもらったということもあるが…何よりあんな顔をされたら指摘できないな…)


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