加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」
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名無しNIPPER
[saga]
2022/02/27(日) 19:17:18.32 ID:hPQXLALT0
雷「ほらね?やっぱりやってないじゃない!」
響「っ……!!」ズキン
響(ち、違う……)
電「響ちゃん……ごめんなさいなのです……信じてあげられなくて……」
響(違うんだ、みんな……)
暁「お姉ちゃん失格だわ……ごめんなさい、響……」
響(違うんだよ、皆……私は……わたしは……!!)
長門「響、そんな顔をするな。胸を張れ。決して表に出ない事だが、誇りに思っていい事だ」ニコリ
雷「そうよ、響。凄いわ!」ニコッ
暁「偉いわ、響。よく頑張ったわね」ニコッ
電「さすが響ちゃんなのです」ニコッ
響(あぁ、違う……私は……でも、嫌だ……もし本当の事を言ったら……きっとみんな、私の事……嫌だ……みんなに嫌われたくない……)
響(失望されたくない……軽蔑されたくない……でも、私……みんなを騙して……そんなこと、しちゃいけない……赦されない……)
提督「響」ダキッ ギュッ
響「っ!!」ドクン
響(司令官が私の目の前で膝をつく。抱きしめられた。温かい。心が安らぐ。頭を撫でられた)
提督「君は悪くない、響。Верныйと響は別人だ。君は、裏切っていない」
響(私にしか聞こえないくらい微かな優しい声でそう言ってくれる司令官。でも、違うんだ。違うんだよ、司令官……Верныйは私なんだ。それは、他の誰でもない私自身が一番よく理解してる……)
響「司令官……Верныйは……私なんだ……」ホロリ
響(消え入りそうな小さい声。司令官が息を吐く。そして今度は穏やかだけど有無を言わせないというような声音で囁いてきた。ぞくぞくする)
提督「響。全部俺のせいだ。俺が君に強要するんだ。だから君は俺の命令に従うしかない。命令だ、響。知らなくてもいい事を知らせる必要はない」
響(司令官に鼻が触れそうな至近距離から真っすぐ目をのぞき込まれる。目の前のこの人が自分より上位の存在なんだって感じがした)
提督「あれはなかったことにしろ。俺がさっき言った事を事実にするんだ。余計な罪悪感は捨てろ」
響(でも庇護者なんだって思わされる司令官のささやき声。いけない誘惑だ。それが心に沁み込んでくるのを止められない。甘い毒が私の心を犯していく)
響(でも、私は何とかそれに抗う。それは私のためじゃない。私のために嘘を吐いて罪を背負ってしまう司令官のために。司令官にそんなことをさせてはいけない)
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