5:名無しNIPPER[saga]
2018/12/02(日) 11:50:29.35 ID:bVAioiv60
「取り敢えず、座って休んでなさいよ」
二乃に示された場所に腰を下ろす。ちゃんと刻限に間に合っているこいつを叱ったところで、得られるものはない。
……それにしても。
「…………」
諸事情から、こいつと二人きりになるのは、非常に気まずい。
可能な限りこのシチュエーションは避けて立ち回ってきたというのに、どうしてこう噛み合わせが悪いんだ。
かたや告白した方、かたや告白された方。返事は不要と言われていても、向こうの気持ちがわかっている分、如何ともしがたい居心地の悪さはずっと抱えたままでいる。向こうがずっとケロっとしているというのも、俺がどう振る舞えばいいか分からなくさせる一因だ。
それに、もしかしたら俺への興味なんかとうに失せていて、そのことを口にしていないだけという可能性もある。変に意識し過ぎるのは、それはそれでまずいことな気がする。
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