【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十七輪目】
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133: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2018/12/11(火) 21:00:27.79 ID:jQZL/ljxo

流れていく涙が、ぬぐった手によって弾かれて、

一滴だけが、友奈の頬に落ちていく

天乃「っ……」

頬に落ちたそれは拭うよりも早く流れ落ちて消えてしまう

まるで、瞬きした間に奪われてしまう命のように

ネガティブが過ぎているそんな考えが浮かび上がる最中、

右腕に抱き着く力が強くなった

友奈「……天乃先輩」

天乃「!」

友奈「……特別ぅ」

ぎゅぅぅっと、友奈の力が強くなっていく

大きくはない胸だけれど、その柔らかさがクッションになって痛みはない

どんな夢を見てるのか、天乃とは正反対に幸せそうな表情を浮かべる友奈は腕に頬をくっつける

天乃「…………」

友奈「んにゅ……ぇへ――っ!?」

すりすりと寄って来ていた友奈は、

袖に目元をかすめられてか不意に顔を上げて、辺りを見渡す

友奈「はぇ……天乃しぇんぱい?」

しがみ付いていた影響と、寝ぼけているせいで出てきた間の抜けた言葉

数秒間の呆然自失といった沈黙が流れ、

次第に定まっていなかった焦点が合い始めて、瞼が二度三度忙しなく動く

友奈「ぁ……あっ!」

夢……というよりは、

寝ぼけた自分の言葉を覚えているのだろう

瞬く間に真っ赤に染まった友奈はベッドの上に座り込んだまま、俯いてしまった


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