【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十七輪目】
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◆QhFDI08WfRWv
[saga]
2019/01/10(木) 22:55:13.50 ID:Bs9VRvXko
園子「にぼっしー! ぼうっとしない!」
夏凜「っ!」
気が抜けていたわけじゃない
寝ていたわけでもない
けれど、うまく反応することができなかったのだろう
天乃の手が離れても身じろぎしなかった夏凜へと、園子が強い声を叩きつけた
東郷「立ち合い、誰がするかなんて話し合ってなかったけど、分かるでしょう?」
陣痛の時はまだ、
天乃が夏凜の腕を強く掴んでいたこともあって、広い病室のまま行われた
けれど、分娩に関してはもう、それ専用の分娩室に行かなければならない
当然、そのための医療設備や付き添っていた医師はもちろんのこと、
さらに助産師や看護師など複数人が入ってくるため、勇者部のみんなが来るなんて言うことはできない
だからこそ、みんなは夏凜を見る
天乃がずっと縋っていたのは夏凜だ
きっと、こういう時に一番一緒にいて欲しいのは夏凜だ
そう、思って
「来るなら早く! 置いていくわよ」
言いながらも全く待たずに天乃を連れていく医師
その姿を見て、みんなを見て
困った表情を見せた夏凜は息を吐く
夏凜「あぁもう、分かってる。分かってるわよ! 腕の一本くらいくれてやればいいんでしょ! アンタたちは休んでなさい」
まだ痕の残る腕を一瞥して、夏凜は天乃の後を追う
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