【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十七輪目】
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448: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2019/01/10(木) 22:55:13.50 ID:Bs9VRvXko

園子「にぼっしー! ぼうっとしない!」

夏凜「っ!」

気が抜けていたわけじゃない

寝ていたわけでもない

けれど、うまく反応することができなかったのだろう

天乃の手が離れても身じろぎしなかった夏凜へと、園子が強い声を叩きつけた

東郷「立ち合い、誰がするかなんて話し合ってなかったけど、分かるでしょう?」

陣痛の時はまだ、

天乃が夏凜の腕を強く掴んでいたこともあって、広い病室のまま行われた

けれど、分娩に関してはもう、それ専用の分娩室に行かなければならない

当然、そのための医療設備や付き添っていた医師はもちろんのこと、

さらに助産師や看護師など複数人が入ってくるため、勇者部のみんなが来るなんて言うことはできない

だからこそ、みんなは夏凜を見る

天乃がずっと縋っていたのは夏凜だ

きっと、こういう時に一番一緒にいて欲しいのは夏凜だ

そう、思って

「来るなら早く! 置いていくわよ」

言いながらも全く待たずに天乃を連れていく医師

その姿を見て、みんなを見て

困った表情を見せた夏凜は息を吐く

夏凜「あぁもう、分かってる。分かってるわよ! 腕の一本くらいくれてやればいいんでしょ! アンタたちは休んでなさい」

まだ痕の残る腕を一瞥して、夏凜は天乃の後を追う


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