【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十七輪目】
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465: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2019/01/13(日) 19:57:54.92 ID:t2iC3JIwo

「運がいいわね……」

じっとりとした汗を看護師に拭われながら、

女医はかみしめる様に呟く

まだ子供が産まれているわけでもないのに何が運が良いのか

夏凜の疑問に応えるように、助産師が笑みを浮かべる

「頭が見えてきてる……もう少しだからね。でも、慎重に」

天乃「っ……うぅ」

一人だけなら、頭が見えてきたのなら緊張感とともに安堵感も増すものだが

双子だとそうはいかない

片方は普通に生まれてきても

もう一人は逆子になってしまう可能性も少なくはない

それに、一人目が産まれたらまた、二人目を産むための陣痛が訪れる

傷ついた子宮をさらに傷つける、苦痛が始まる

夏凜「天乃、天乃……軽く、軽く」

天乃「はっはっ、はっはっ」

夏凜「そう、そう。それでいい」

天乃「んっ……っうぐ!」

「まだいきんじゃダメ! もう少し待って、待って……」

今!

医師の合図に従い、いきむ

ぐじゅりと、聞けばグロテスクな音が聞こえてくる

本当なら聞かれたくないだろう音だって聞こえてくる

でも、夏凜は顔を背けない、耳をふさがない

これは、しっかりと受け止めるべきことだからだ


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