【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十七輪目】
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993: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2019/03/17(日) 19:08:16.40 ID:wcKdG0Rio

そうっと、優しく慎重に

看護師がやっていたように、

赤ちゃんが動きに気づかないほどの些細な動き

天乃「………」

力が弱くなっていて、良かったと天乃は思う

弱いから、緊張してこわばっていても大した力が入っていない

赤ちゃんを支える程度の限りなく弱い力しかないのが功を奏している

天乃「私が、お母さんよ」

軽い

今の天乃でも本当に軽い

けれども、それはとてつもなく重い

柔らかな無垢の笑顔

掴もうと動く小さな手

座っているのなら膝も使えばいい

そんな考えなど浮かばないくらいに、手一杯

でも、愛らしくて、笑みは絶えない

天乃「……」

大切な仲間、力を分け与えてくれた悪五郎を思う心があるがゆえに、

笑みに交じって、涙は溢れてくる

「あぁぅ……」

天乃「っ」

小さな手が、伸びて胸元に落ちる

何度も何度も伸びて、でも、届かなくて胸に落ちていく

それが涙を拭おうとしてくれているのだと天乃は感じて

天乃「大丈夫、ありがとう」

可愛らしい優しさに、笑みを返した


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