【艦これ】 ??『鳳翔さんを帰して欲しければ安価に従うずい』【安価・コンマ】
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4: ◆qEuo2IzOFc[sage]
2018/12/15(土) 00:14:19.29 ID:FVI2OEX60
返ってくるはずの返事が聞こえない。そればかりか、いつもなら厨房からひょっこり顔をのぞかせる小柄な母の姿が見えない。

普段ならこの時間でもまだ後片付けで残っているはずだ。早めに終わったのだとしても、休暇の自分たちが遅めの朝食を取りに来るのを待っていてくれるはず。


「だめです!こっちにもいません!」

「赤城さん、こちらも空振りでした。」

「艦載機の皆さんにも協力してもらったのですが、今のところ最後の目撃情報によると、本日早朝、玄関先にて提督と二人で歩いていた、とのことです。それ以降の目撃情報はなく……」

「こちらも手に入った情報と言えば、精々が五航戦の瑞がつく方が商店街の福引で温泉旅行ペアチケットを当てたことと、同じく被害担当の方が長期遠征でスケジュールに空きがないことくらいです。

鳳翔さんに関係ありそうな情報はありませんでした…」

「くっ、これだけ探しても何の手掛かりも得られないとは……」

「提督もいないらしいけど一体お母さんは何処に……」


嫌な予感に突き動かされるように二人して朝食もとらずに駆け回る。

それでも母の姿は捉えられず、数時間にわたる捜査の報酬は僅かな目撃情報と関係なさそうな噂だけだ。


リリリリ……リリリリリ……

「電話…?こんな時に…」

「赤城さん、私が出ます。」


太陽がすっかり上った頃、空腹と無力感に苛まされ食堂にて座り込む二人の耳に、黒電話のベルの音が飛び込んできた。



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