【ファンキル】ロンギヌス「生きる意味」【ファントムオブキル】
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47: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2019/02/10(日) 00:50:56.86 ID:AHRjiPGn0
きっと、私はこのま淘汰されるのだと、そう思った。私が消えたら、私はどうなってしまうのだろう。記憶は受け継がれるけれど、そこにいる私は私であって私でない。私は、いなくなってしまうのだ。

ふと、みんなの顔が浮かんでくる。これが、走馬燈というものだろうか。

ティルフィングさんはデュリンさんのチョコをこっそり食べたのがバレて怒られていて、レーヴァテインさんが木陰にもたれながらそれを眺めている。

フライクーゲルさんがパラシュさんとアルテミスさんの手をひっぱって、マサムネさんが夕飯に使う食材の品定めをしている。

そして、そんな様子を、マスターと一緒に、見ている。私の、愛しい人。

初めて会った時はお互いにダメダメで、マスターはマスターとして、私はキル姫として少しずつ一緒に成長していった。

私にいいことがあるとマスターは自分の事のように喜んでくれた。辛いことがあると、何も言わず抱きしめてくれた。優しくて大きな手で私の頭を撫でてくれた。

突然脇腹をつつかれて怒ったこともある。水鉄砲で一緒に遊んだりも。おたがいにびちょびちょになりながら、子供みたいに遊んでいた。

・・・・・それもこれも、全部ただの記憶になってしまうのだろうか。私の思い出は、すべてただのデータになってしまうのだろうか。

そうなったとき、マスターは、どう思うだろうか。どんな顔で、そこにいる【私】を見つめるのだろうか。

嫌だ。失いたくない。嫌だ。消えたくない。マスターに、悲しい顔をさせたくない。みんなの、マスターの元に、帰りたい。

やられてたまるものか。


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