中野一花「うらはらちぇいす」
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21:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/08(火) 22:06:59.62 ID:PhxU7pY/0
 おそらく一花が指し示したのであろう店舗に近づくと、店と店の中間地点にあたる壁に背を預けてスマホをいじっている彼女の姿が目に入った。どう話しかけたものかと少し悩む間に向こうも俺の姿を視界に捉えたようで、によによ笑いながらこちらに手を振ってくる。

「早かったね」
「普通だろ」
「写真は本当に撮ってないから安心してね。わざわざ身内の爆弾を作る趣味なんてないし」
「……そりゃどうも」

 心の中では万に一つくらいの可能性を捨てきれていなかったから、彼女が示した明確な否定にそっと胸を撫でおろす。そんなえげつないものを脅しの材料に使われたら、今後の人生俺はこいつの言うことに絶対服従だ。ただでさえ一花には、いつかの膝枕画像を握られたままだし。



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