29:名無しNIPPER[saga]
2019/01/16(水) 02:17:31.37 ID:AQjaemd70
P(気分転換になればと思って誘ってしまったけど、考えるまでもない。こんなのあんまりだ)
P(元々は育にやってもらう予定だった仕事が桃子に決まって、その桃子のための激励のホットケーキを育に作らせるなんて)
P「……ねぇ、育……あのさ」
育「なぁに? Pさん」
P(育がそんなこと気にしない子だとわかっていて甘えているのは私――私が育の立場だったら、絶対耐えられない…)
育「あっPさん、早くひっくり返さないと! こげちゃうよ」
P「あっヤバ――ギリギリセーフ、かな…?」
育「もーう。ちょっとこげちゃってるよ。フライパンに火をつけたら、ちゃんと見てなきゃダメなんだからね」
P「ゴメン! この1枚は私が責任を持って食べるから。次は……ちゃんとできると思う」
育「しょうがないんだから。それでPさん、何を言おうとしてたの?」
P「ううん、何でもないの。気を取り直して次の分を焼きましょう」
P(そう、次こそは必ず……私ができることはそれしかない。ごめんなさい、育…)
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