不幸病にかかった。余命半年、初めて好きな人ができた。
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24:プロタゴラス
2019/02/09(土) 16:59:16.51 ID:5+6aWRsc0
僕はその公園の、林のとある一角に秘密の場所を持っていた。その林というのは、都心にある公園とかよりはずっと森に近いもので、広葉樹の木々の隙間から差し込む暖かい光と、その木陰が作り出す独特の雰囲気、それからくる涼しさが好きだった。秘密の場所には、かつて僕が集めていた虫の標本が、その大きなブナの木の根元に埋めてあったのである。

なぜ今更それを掘り出すのか、僕は自分の意識を理解できなかったと同時に、理解しようとも思わなかった。


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