不幸病にかかった。余命半年、初めて好きな人ができた。
��↓ ��1- ��覧 ��板 ��20
38:プロタゴラス
2019/02/10(日) 21:25:33.05 ID:Zk56fLGZ0
「よかったら、ここにおいで。僕の研究室があるんだ」

男は、僕の服の胸ポケットの部分に一枚の名刺を差し込んだ。先ほどまでは林に同化していて気づかなかったのだが、そこに一台のオフロードバイクがあることにも気がついた。男はその座席下の収納部に持ってきた双眼鏡などの道具をしまった。水筒を取り出し、一口に飲み干す。

僕は名刺の文字に目を落とした。



思索研究所 「森の家」所長
高村 悠次郎(たかむら ゆうじろう)



「その名刺を、インターホンのカメラに見せてくれ。すぐに扉を開けさせるよ」

僕はその名刺に書かれた住所を見て驚いた。たしかここには、肝試しで来たことのある大きな洋館が建っていたはずだ。ここから歩いて2.30分、といった具合だろうか。


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