【安価】精霊術師「最近、内乱の勢いがひどい」
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151: ◆TgtWYAjzAI[saga]
2019/02/08(金) 20:43:27.65 ID:KBMDv4pL0
戦いは熾烈を極めた。
屋敷主人と双子のゴーストがお互いを祟り呪い脅かし、精霊術師は少女の加護が乗った精霊術で対抗する。
地下牢には怨霊の絶叫と破壊音が響き渡った。
数十分続いた戦いは、屋敷主人のゴーストが完全に消滅したことで決着を迎えた。
屋敷主人「ああ……、ああ……。ハンナ、エリン、私の愛しい……」
屋敷主人は消えゆく己のゴーストを虚ろな目で眺め、その場に崩れ落ちた。
糸の切れた人形のようにその場から動かない屋敷主人の下へ、少女がゆっくりと歩いてゆく。
少女「……お父さん」
屋敷主人「……その声、エリン、なのか?」
少女「やっと、私の声を聞いてくれたね」
屋敷主人「エリン、ハンナは? 一緒じゃないのか? どうして私を置いて行ってしまったのだ。どうして、私も連れて行ってくれなかった」
少女「ごめんね。私が、お母さんの代わりにずっと一緒にいるって約束したのに」
屋敷主人「いや、いいんだ。お前だけでも帰ってきてくれたなら……」
少女「それはできないよ。ずっと研究してきたお父さんなら、わかるでしょ?」
屋敷主人「っ……!」
少女「……もう、こんなことやめてほしかったの。こんな酷いことするお父さん、見たくないよ」
屋敷主人「私は、……どうしてもお前たちといたかっただけなんだ」
それきり、屋敷主人は茫然自失として魂が抜けたようになった。
少女が精霊術師たちに振り返った。
少女「こんなことに巻き込んでしまってごめんなさい」
少女「それと、まかせっきりになってしまうけど、私のお父さんをお願いします」
少女はそれだけを言うと、寿命が尽きたように溶けて消えた。
後には、精霊術師が買ってあげたペンダントだけが残された。
獲得:高位神官のペンダント【防御】+3【耐性】+3
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