11:名無しNIPPER[saga]
2019/02/13(水) 19:33:30.54 ID:GY+X6KGdO
「ふぅ」
身体から漏れ出た液体を洗い流した銀子は布団を被って一心地を着いた。ようやく昂っていた気分が落ち着いて寝ることが出来る。
寝間着になるはずだった浴衣を干しているために布団の中の彼女は全裸だ。対局前に鋼介がちょっかいを掛けてくる可能性は低いけれど、ありえないわけではない。帰りの服が使えなくなったらどんな格好をさせられるかわかったものではない。
今朝、キャリーバッグの確認を怠った自分を恨みたくなる。ホテル日航に到着してから着替えを抜かれていた。留守番している桂香に持って来てほしいなんて非常識なことは頼めない。家を出た弟弟子には尚更だ。タイトル戦の期間中に自分のことで煩わせたくない。
験担ぎの相手が八一ならどんなに嬉しいか。少なくともこんな腐った気持ちではなく、幸せが身体を満たすだろう。それは脂ぎったオヤジの相手をするよりも格段に魅力的だ。
ただ一言、「好き」と伝えるだけで成就するその願いを銀子は未だに叶えられていない。相手はサル並みの性欲なのだから後は相手に任せて処女のふりをすればいい。初めての記憶なんて遥か彼方だがなんとかなる。
冷えた頭で好きな男の子のことを考える。差の着いた将棋の実力をどう評価するか。将棋以外の話もした方がいいか。おっぱい好きのあいつをどうしばくかを考えた所でらしくもなく頬が緩んでしまう。彼は自分をどういう風に愛してくれるだろうか。
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