あなたの目の前に、片脚を鎖で繋がれた女の子が座り込んでいます。
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32: ◆UHGD/ALICE[saga]
2019/02/16(土) 02:28:55.10 ID:/NLbFCGz0
>>30
 ではあなたは少女を超人にすべく、彼女に究極至高の料理を提供しようとします。
 しかし幾らそれを行おうにも、あなたは手元にその存在を用意してはいません。
 見渡しても、今の所この部屋に、そうした物体は確認できません。
 勿論あなたはそれを作るための材料も、知識も持ち得てはいません。
 少女はただじっと、何も出来ないあなたを見つめ続けるばかりです。

>>31
 ではあなたは丸パンを二つに割ると、中に何か入っていないかを確かめます。
 あなたが丸パンを割れば、幾つかの小さな破片が床に溢れ落ち、同時に芳醇な香りが鼻孔を擽るでしょう。
 そしてそれと同時に、金属質なものが床を叩く音が足元から聞こえます。足元を見れば、七色に光り輝く鉄の鍵が、足元に転がっています。
 あなたがパンを一口含めば、小麦の味わい深い香りと暖かな熱が口内を駆け巡ります。
 それは正しく、出来たてのパンのそれです。勿論、あなたの身体に異常が感じられる事もありません。

 あなたはもう一つのパンを、今度は少女に手渡します。
 少女はパンとあなたとを一瞥した後、緩慢な動作でパンを手に取り、それを両手で綺麗に分断します。
 分断されたパンの中からはパンの藻屑と一緒に、金属質な何かが零れ落ちていきます。
 それは、灰色に塗り潰された鉄の鍵です。
 異物を取り除いた少女はパンを一口サイズに千切ると、それを小さな口元に含み、咀嚼します。
 顔色は全く変わりませんが、少女は食事の手を止める事なく、パンを食べ続けます。


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