【かぐや様は告らせたい】かぐや様は祭りに行きたい
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13:名無しNIPPER[saga]
2019/02/17(日) 15:38:09.18 ID:77H8MpV6O
この店では、先ほどの店より上等なアクセサリー類が売っていた。ちょっとしたイヤリングやネックレス、ブレスレットなど、そして指輪。
もちろん。本物の宝石が嵌っているわけではなく、綺麗な石が台座の上に載っているだけの安物である。
おじさん「お似合いのお二人さんですね。仲睦まじさがよくわかりますよ。お安くしておくので、お土産におひとついかがですか」
白銀「ああ、どうも。……四宮、この人は普通の人でよかったな」
かぐや「はい」
かぐや(そうそう、こういうのでいいのよ!)
おじさん「こちらの指輪なんて如何でしょう。値段の割に結構丁寧にデザインされているでしょう。お連れの方にプレゼントされては?」
にこやかに商品を勧める店主。勿論、かぐやの仕込みである。
白銀「指輪なんてそんな」
おじさん「思い出ですよ、とびっきりの。それがこの値段で買えるなんてお値打ちですよ。それに最近は多いですよ、祭りに行って連れている女の子に指輪をプレゼントする男性の方が」
白銀「そうなんですか」
おじさん「ええ、ええ。ほんとうに」
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