110:オパビー
2019/02/23(土) 23:52:45.98 ID:02aSdFFp0
俺「少し、話をしないか? まだお互いの事何も知らないだろ?」
銀髪「分かりましたわ」
少女は俺がそう言うと向かいの椅子に腰掛けた。
銀髪「なにからお話しましょう?」
俺「そうだな。奴隷になる前の生活はどんなのだったんだ?」
少女は悲しそうに少し目を伏せた。
銀髪「そうですわね……私には兄と妹がいましたわ。兄は既に結婚して村を離れていましたが、妹は家族と一緒に暮らしていましたわ。私の父は商協会の議員で、そこそこ偉い貴族でしたの。ちょっと王都から離れた村で不便だったけれど、幸せな生活を送っていましたわ。でも、戦争の時、私の村は攻め落とされて、私と妹は捕まって奴隷になりましたの。妹は商品として私とは別の馬車に乗り、すぐに離れ離れになりましたわ。兄も父も、そして妹も、無事かどうかは分かりませんの………」
少女は一通り話すと、私に目線を向けた。
銀髪「こんな感じですの。兄は別の町にいたから無事だと思いますが、妹は恐らく私と同じく………」
慰み物、か。
ただ運が悪かったんだろうな。
999Res/482.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20