幸子「正直者プロデューサー」
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14:名無しNIPPER[sage saga]
2019/02/18(月) 02:45:36.45 ID:CLZeKbXj0


・幸子とケーキ



幸子「さて、そろそろ打ち合わせに入りましょう」


P「いままでずっと打ち合わせ中だったんだがな、ずいぶんと時間が掛かってしまった」


幸子「あんなの打ち合わせなんて言いませんよ」


P「で、改めてこれからの予定だが――っと、そうだ、忘れていた」ゴソゴソ


幸子「? なんですか?」


ガサゴソ
P「よっと。ほら、ケーキの差し入れだ」


幸子「なぜ今から打ち合わせを始めようという時に……って、これは!」


幸子「最寄り駅に居を構えるケーキ屋さんの、限定ケーキじゃないですか!!」


幸子「平日の朝9時から10時限定。通勤ラッシュ明けの少し閑散とした時間帯という絶妙に行きづらい時間かつ、告知無く不定期販売されるので巡り会えるかは完全に運!! 一部の熱狂的なマニア達は販売予測表なる物を作り出す始末!! 更なる玄人は「巡り会えた時に買うのが流儀」と逆にちょっと穏やかな感じになる、あの限定ケーキじゃないですか!!!」


P「説明ご苦労。まさにそのケーキだ。食べていいぞ」


幸子「い、いいんですか! ありがとうございます!! プロデューサーさんも良い所がありますね!」


P「運が良かった。偶然立ち寄ったら数個だけ残っていたんだ」


幸子「おお! それはラッキーですねぇ!」


P「お互い、日頃の行いが良かったんだろう。主に私の」


幸子「ま、まあ……買ってきてくれたのはプロデューサーさんなので……それでいいです……」


P「なぜ微妙に不服そうなんだ……」


幸子「自分の胸に聞いてください。ところで……」



幸子「このケーキ、一つしかありませんけど……食べちゃっていいんですか……?」



P「ん?」



幸子「その……プロデューサーさんも食べたいなら……その……」



幸子「半分こして……一緒に……」






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