【モバマス】池袋晶葉「進学、ライラとのルームシェア」
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20:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:37:34.72 ID:drz3oU/MO

-別の日-

 ライラと生活を始めて早くも二週間が過ぎていた。

 慌ただしかった引越しの後片付けと新生活のための準備もあらかた終わり、なんとなくお互いの生活リズムが掴めてきた。

 アイドルをしていた時からわかっていたけれど、ライラの朝はやっぱり早かった。

 聞いてみると朝6時過ぎには起きて家事を始めているそうだ。おかげで私は毎日暖かいご飯を食べて、美味しいお弁当を持って登校できいる。

 胃袋を掴まれると逆らえない、というのは本当のようだ。朝に弱い私が毎日早起きできていることがその証左である。

 朝から焼き魚を食べたなんて何年ぶりだろう、と思った次の日には聞きなれない名前のトマトスープとパンが食卓に上がったり、朝から退屈しない。

 一緒に朝食を食べてからは大抵ライラが先に家を出て事務所に向かう。それを見送ってから身支度を済ませて私も家を出るのがいつもの朝。

 引っ越してきてすぐ、部屋の雑貨があらかた揃いライラがキッチンに立ち始めた日のことだった。

 まだ大学は始まっていないけど、ライラは朝からお仕事が入っている、そんな日。

 私は早起きをするつもりはなかったのだが、ライラの生活リズムにつられたのか8時には目が覚めた。

「おはよう、ライラ」

「おはようございます、アキハさん」

 リビングのテーブルの上には和風な朝食が並んでいる。

「まだ寝ていると思ったので先に頂いていましたですねー」

 テーブルの反対側には同じメニューがラップに包まれて置かれている。

「ライラはよくこんな朝早くから活動できるな。私には無理だな!!」

「アキハさんは朝が苦手でございますねー。ライラさんはもう習慣になっているのでー」

「そうか、なら朝食とか朝の家事はライラに任せていいか? その分他のことは私がやるから、……できるかぎりは」

「無理して頑張らなくてもいいのでございます、ライラさんお洗濯もお掃除も得意でございますよー」

「一緒に暮らしてるのに任せっきりはまずいだろう……」

「それでは一緒に覚えていきましょー」




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