【モバマス】池袋晶葉「進学、ライラとのルームシェア」
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名無しNIPPER
[saga]
2019/02/19(火) 18:43:11.59 ID:drz3oU/MO
「「ごちそうさまでした」」
「アキハさん、食後にコーヒーはいかがです? 記者さんからお土産にコーヒー豆をいただいたのですよー」
「ああ、あの記者さんか。相変わらず用意がいいな、あの人は」
「記者さん、"あのロボフレンズがもう見れないのは悲しい"っとおっしゃってましたねー」
「そうか…… 辞めた事を惜しんでくれる人がいてくれるのは嬉しいな。ライラ、ミルはどこだったか?」
「台所の戸棚にございますねー。フィルターとポットも一緒に出しておいてくださいです。ライラさんはその間に食器を片付けておきますです」
「わかった、コーヒーの方は任せてくれ」
電動ケトルに水を入れてスイッチを入れる。
ライラがもらってきたコーヒー豆の紙袋を開けると、部屋に豊かな香りが溢れてくる。
計量スプーンで2杯、3杯と掬ってミルの口へと豆を注ぐ。それから蓋を閉めてハンドルを握る。
普段はインスタントで済ますことが多いコーヒーだが、手間をかけて淹れるのも私は好きだ。
ガリガリと豆を挽く音と手触り。電動のミルを使えば楽なのだが、私は手動のミルを回すのがいい。なんだかとても落ち着く。
次第にハンドルを回す手も軽くなって、そして全てを挽き終えたようだ。さらさらとハンドルが空回りするようになる。
漏斗にフィルターをセットしてコーヒーポットの上にセット。小さい頃はコーヒーを淹れる一連の動作が科学の実験のように見えてよくやっていた事を思い出した。
ミルの下段に溜まった粉をフィルターに移す。より強く香りが鼻腔をくすぐる。
ちょうどお湯も沸いたようで、ケトルからカチっと気持ちのいい音が聞こえた。その熱湯を一度陶器のヤカンに移して少し冷ます。
粉をしっかりと蒸らしてから、さらにお湯を注いでいく。陶器の漏斗からガラス製のポットへと透明な水が褐色になって落ちていく。
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