3: ◆W56PhqhW.M
2019/02/20(水) 00:56:48.33 ID:cQcjrJXB0
「はあぁぁ……」
目の前で重苦しい声を漏らした少女も、どうしようもない理不尽にやりどころのない感情を抱えているようである。彼女の名前は七尾百合子。今日の撮影で私のパートナーを務めるはずであった、年齢的には先輩にあたるが事務所では同期の頼りがいのある仲間である。
「ねえ、星梨花ちゃん……」
眉は八の字に折れ曲がり、ほとんど半目の困りきった表情で私の名を呼ぶ。私は半分まで読み進めた社会の教科書を閉じて彼女に向き合った。
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