浅野風香『高峯のあの事件簿・佐久間まゆの殺人』
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103: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/02/21(木) 20:24:17.35 ID:JCUGa/wA0
後編 (59〜)
59
翌朝
椋鳥山荘・駐車場
亜季「朝日が眩しいでありますな……」
久美子「仕事としては一段落ね。留美さんに報告書も出したし」
音葉「はい……生徒達もほとんど残っていません」
久美子「まゆちゃんも移送されちゃったし……」
亜季「まさか、こんな事になるとは……」
音葉「のあさん……大丈夫でしょうか」
久美子「大丈夫じゃないかもね……真奈美さんに出て行ってなんて今ののあさんは言わないわよ」
音葉「やはり……そうですか」
志希「あっ、日の出を見てる〜」
音葉「志希さん……それは」
志希「下っ端らしく、コーヒーを淹れたんだよー」
久美子「あら、珍しい。いただくわ」
亜季「私も頂いて良いでありますか」
志希「どうぞどうぞ」
音葉「いただきます……」
亜季「むっ!」
久美子「独創的な味がするわ……」
志希「にゃはは、志希ちゃん特製ブレンド〜、褒めて」
音葉「私は好きですよ……よしよし」
志希「にゃふふ〜」
亜季「飲んでいると、これで良いような気がしますな」
久美子「気のせいだと思うわ……」
留美「お揃いね」
亜季「警部補殿、お疲れ様であります!」
久美子「のあさんの様子は?」
留美「まだ布団の中に隠れているわ、少しは眠れていたらいいのだけれど」
亜季「山荘に残っている人は」
留美「のあ、真奈美さん、2人と一緒に来た高森さん、それと戸締りをするために残ってくれている川島先生の4人だけ」
志希「マナミンはどこに?」
留美「1階のロビーで報告書を真剣に読んでるわ、新田巡査と一緒に」
音葉「自供とのあさんの見立て……それと私達の報告に差異はありませんか」
留美「大きな差異はなし。のあが言っている背後関係はこれから確認しましょう」
亜季「了解であります」
留美「それで……これは私の、刑事としての個人的意見よ」
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