浅野風香『高峯のあの事件簿・佐久間まゆの殺人』
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109: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/02/21(木) 20:39:44.77 ID:JCUGa/wA0
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高峯探偵事務所

のあ「……何故、メイドが家に」

安部菜々「のあさん、こんばんは」

安部菜々
高峯ビル2階にある喫茶店St.Vの店員。ウサミンメイド出張サービスは高峯ビル限定。

のあ「菜々、今何時かしら」

菜々「夕方の6時です。よく眠れました?」

のあ「……あまり」

菜々「温泉の素を準備したんですよ、お風呂を楽しみにしてくださいね」

のあ「……」

菜々「ああっ、お風呂掃除もしてありますよ?先にお風呂にしますか?」

のあ「食事にするわ。良い匂いがする」

菜々「今ご飯をよそうので、座って待っててくださいねぇ。昨日は洋食だったそうなので、焼き魚、大根の煮物、大根の葉っぱをいれたお味噌汁です」

のあ「……菜々」

菜々「ご飯は大盛りにしますか?お昼食べてませんよね?」

のあ「真奈美から頼まれたのね。ご飯はいつも通りでいいわ」

菜々「はい。アイドルさんのお仕事なんて凄いですねぇ、ナナも憧れちゃいます」

のあ「今日の夕食係の……まゆがいないことも聞いてるのかしら」

菜々「聞いてますよ。でも、ウサミンメイドは口が堅いんです。メイドが見ても、言いふらしたりしません」

のあ「そうね……」

菜々「どうぞ、お待たせしました。しっかり食べてくださいね」

のあ「……」

菜々「食欲ありませんか?」

のあ「そういうわけではないけれど」

菜々「わかりました!魔法の言葉が必要ですね。ゴホン……美味しくなーれ、美味しくなーれ、ウサ、ウサ、ウサミン〜、キャハ♡」

のあ「……」

菜々「ウサミンの魔法もかけましたから、ちゃんと食べてくださいね。食べないなら、食べさせてあげます!」

のあ「それは遠慮するわ。いただきます」

菜々「召し上がれ。ナナもご一緒していいですか?」

のあ「もちろん。メイドというわけではないのだから」

菜々「それじゃあ、お言葉に甘えて。よいしょ、っと。いただきます」



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