浅野風香『高峯のあの事件簿・佐久間まゆの殺人』
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126: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/02/21(木) 20:58:51.28 ID:JCUGa/wA0
のあ「話が逸れたわ」
夏美「まあまあ、聞いて。校正の余地はあるか、釈放できないか、不起訴相当でいいか、示談に出来るか、そんな所を調べるのがほとんど」
のあ「何が言いたいのかしら」
夏美「私に殺人事件の調査なんて出来ない……ん、なんか似たような話を前にした?」
のあ「相葉夕美の時だと思うわ」
夏美「多分その時ね、じゃあ、家族関係、交友関係に問題ない優等生タイプの未成年が警察にお世話になる典型的なパターンの話もしたわね?」
のあ「聞いたわ。罪悪感を抱え込むこと。誰かを庇い事態が複雑化する」
真奈美「今回もそうだと?」
夏美「違うわ、その逆」
のあ「逆とは」
夏美「まゆちゃんは罪悪感を持ってるようには見えないわ」
真奈美「……」
夏美「ごめん、なんか言い方が悪かったわね」
のあ「いいえ、大丈夫よ。頭に血が上ったりしていない」
夏美「まゆちゃんは自分の罪の重さがわからないとは思ってない。それにも関わらず、殺人を犯した罪悪感が、私からは読み取れない」
のあ「つまり」
夏美「少なくとも、殺人は犯していないと思うの」
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