浅野風香『高峯のあの事件簿・佐久間まゆの殺人』
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142: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/02/21(木) 21:36:49.77 ID:JCUGa/wA0
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卯美田駅前の駐車場
真奈美「さて、次はどうする?」
のあ「……」
真奈美「どうした?」
のあ「……やっぱり、カワイイわね。元子役は伊達じゃないわ」
真奈美「いや、別の事を考えていただろう」
ニャニャニャン、デンワダニャ♪
のあ「志乃からだわ、もしもし」
柊志乃『こんにちは、探偵さん』
柊志乃
刑事一課長。どんな時でも平常心を崩さないこと、が刑事の心得とのこと。
のあ「志乃から電話なんて珍しいわね」
志乃『悪い知らせをしようかと』
のあ「悪い知らせね……何かしら」
志乃『まゆちゃん、送検することになったわ』
のあ「……そう、送検ね」
志乃『早いうちに戻してあげたかったのだけれど、ごめんなさい』
のあ「まだ期限に余裕はあるはずよ」
志乃『上が釈放に反対だったの、意見を覆す根拠はおそらく集まらない』
のあ「礼子の意見は」
志乃『同じ。加えて先に話を通したら、刑事部長の態度が硬化したわ』
のあ「志乃らしくもない、上を上手く扱うのは得意でしょうに」
志乃『そうね……謝るわ』
のあ「志乃が謝ることではないわ。釈放に反対された理由は」
志乃『自供が大きいわね……釈放後に証拠の隠蔽を図るのでは、とも』
のあ「妥当なところね。今は何を考えているかわからない以上、仕方がないわ」
志乃『そうね……』
のあ「まゆの様子は」
志乃『弁護士の依田先生から聞いて』
のあ「わかったわ」
志乃『もう少しだけ我慢してちょうだい』
のあ「覚悟はしてるわ、わざわざ連絡をありがとう」
志乃『こちらも全力を尽くすわ。またね……探偵さん』
のあ「ええ、また」
真奈美「間に合わなかった、か?」
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