浅野風香『高峯のあの事件簿・佐久間まゆの殺人』
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163: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/02/21(木) 21:58:11.82 ID:JCUGa/wA0
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星輪学園・教会
千夏「不仲ということはないと思いますが……」
のあ「そうよね、私にもそう見えた」
千夏「このような話なら、私よりも川島先生が良く知っているかと」
のあ「いいえ、少し離れた場所の人物に聞きたかったの」
千夏「私は客観的に務めているけれど……離れているとは思えません」
真奈美「少しだけ離れていること、遠すぎたら意味もない」
千夏「実際の所、不仲ということはないと思います。班分けを決めたのは川島先生ですから、真意のほどはわからないけれど」
のあ「どういう意味かしら」
千夏「口外しないで欲しいのだけれど、いいかしら」
のあ「どうぞ。私もこの場を貸してくれているシスターも秘密は守ると」
千夏「班分けは仲の良い人物と同じになるように決めています」
真奈美「川島先生の意向か?」
千夏「いいえ」
のあ「昔からの慣習かしら」
千夏「ええ、山荘での合宿は今に始まった行事じゃないもの」
のあ「理由は」
千夏「お楽しみですから。打ち解けていない1年生はともかく、2年生以上は気の置けない仲間と過ごして欲しいと」
のあ「まゆと高森さんが同じ班だったのは」
千夏「少しでも見ていればわかります」
のあ「そうね、わかるわ」
千夏「だから、あの夜は驚いたわ……知らないこともあるわね」
真奈美「知らない、か」
のあ「相川先生は、まゆのご両親については」
千夏「聞いています、彼女が隠してはいないので」
のあ「浅野風香とまゆの関係については」
千夏「……」
真奈美「相川先生?」
千夏「いえ……どちらかと言えば仲が良く見えていました。大人しいタイプですから、一緒にいると安心するのかと」
のあ「ええ、同感よ」
千夏「……わかりませんね、子供とはいえ」
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