浅野風香『高峯のあの事件簿・佐久間まゆの殺人』
��
↓ ��
1- ��
覧 ��
板 ��
20
167: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/02/21(木) 22:01:25.77 ID:JCUGa/wA0
86
椋鳥山荘・駐車場
のあ「何をしてるのかしら」
真奈美「地面を調べているようだが」
音葉「こんにちは……何かご用ですか」
のあ「凶器を探しに来たわ。進捗は」
音葉「この通り……地面を調べています」
真奈美「何か手がかりが見つかったのか?」
久美子「んー…やっぱりこっちか」
のあ「久美子」
久美子「のあさん、足元になにかない?」
のあ「何もないわよ。足跡すらないわ」
久美子「ないなら、そっちね」
真奈美「久美子君、どういうことかな」
久美子「のあさん、事件の夜に来るまで誰か車で移動した?」
のあ「していないと思うわ」
真奈美「そのような証言はないはずだ」
久美子「問題、遺体が見つかるまでに行ける距離は」
のあ「幾ら急いでも、山道から出られないでしょうね」
音葉「はい……急いでも山道に投げ捨てるのが限界でしょう」
真奈美「音葉君が試したのか?」
音葉「運動は……嫌いではありませんから」
のあ「音葉、山道で何か見つけたかしら」
音葉「いいえ……歩いた痕跡がありませんでした」
真奈美「つまり、山道には出ていない」
久美子「それに、汗かいていた人いた?」
のあ「いなかったはずよ」
音葉「遠くまでは行けないはずです……ましてや暗い山道です」
真奈美「山荘近く、山の斜面は」
久美子「もう調べてる」
のあ「まゆが証言していた、偽物の凶器をそこで見つけているわ」
真奈美「そうなると、山荘の敷地内か」
久美子「虱潰しに調べる段階は終わったわ」
音葉「はい……見つかりませんでした」
のあ「隠し部屋などは」
久美子「あったら、真っ先にのあさんに教えるわ」
のあ「私の趣味を理解してくれていてありがとう。既に私が調べてるけれど」
228Res/302.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20