浅野風香『高峯のあの事件簿・佐久間まゆの殺人』
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189: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/02/21(木) 22:23:44.80 ID:JCUGa/wA0
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清路警察署・少年課
泰葉「……動機ですか」
留美「そう、動機。何があったかは、わかったけれど、行う動機はいまいち理解できないわ」
泰葉「……」
留美「何人かクラスメイトを巻き込んでまで、隠蔽を行う動機が私にはわからないの」
夏美「ふーん、私には何となくわかるけど」
留美「相馬巡査部長に聞いてもいいのかしら」
夏美「本人から直接聞きましょう、ちゃんと聞いてあげてね」
留美「そうしましょう。岡崎さん、教えてくださるかしら」
泰葉「その……オカシなことを言うかもしれないですけど」
留美「オカシイことには慣れてるわ、言ってちょうだい」
泰葉「可哀そうだな、ってそう思いました」
のあ「……」
泰葉「風香ちゃんがどうして追い込まれないといけないんですか、オカシイじゃないですか」
留美「それは……」
夏美「留美ちゃん、ストップ。ここは話しやすいはずだから」
留美「遮って悪かったわ。岡崎さん、続けて」
泰葉「自分のせいじゃない火事で責められて、一緒に暮らしてるお父さんと同じ苗字も名乗れなくて、どうしてですか」
のあ「……」
泰葉「最後の遺書も、謝ってばかりでした。普段から……謝ってばかりなのに」
夏美「……」
泰葉「智絵里ちゃんを殺したこと、赦せるわけがありません!それでも……もう……これ以上責められなくてもいいと……思いました。ダメだとはわかってます!」
留美「……ええ」
泰葉「救ってあげられなかったから、私達も同じ罪を背負います」
真奈美「罪か……」
のあ「シスターが言いそうな言葉ね」
泰葉「結局、私達の計画は不完全でした……風香ちゃんの罪はわかられてしまいました。だけど、もう……責めないでください」
留美「私は責める気はないわ。法に基づくだけよ」
夏美「岡崎さんの言うところは私の仕事ね、最大限取り計らうわ」
留美「話してくれたもの、それで充分よ」
泰葉「刑事さん……ありがとうございます」
のあ「……」
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