浅野風香『高峯のあの事件簿・佐久間まゆの殺人』
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205: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/02/21(木) 22:43:36.74 ID:JCUGa/wA0
クラリス「真実とはつまらないものですよ」
のあ「目撃した、緒方智絵里か今井加奈を」
真奈美「旧館に灯りがついたことは、礼拝堂の自室から確認できる」
のあ「異変に気付いたあなたは、旧館に出向いた」
真奈美「そこで、緒方智絵里の遺体を発見した」
クラリス「その通りです」
のあ「目撃者はもう一人」
真奈美「浅野風香だ」
のあ「浅野風香とシスタークラリスが遺体の第一発見者だった」
真奈美「その時には、犯人に気づいていた」
のあ「犯人を庇うことにしたのは浅野風香の方ね」
真奈美「そう考えるのが普通だ」
のあ「生徒のために、協力者となった」
クラリス「……」
のあ「シスタークラリス、質問を」
真奈美「その場合に、腑に落ちないことがある」
のあ「あなたは、浅野風香の自殺を認めたのかしら」
クラリス「私は教職者です、自殺など認めるわけがありません」
のあ「聖職者でなく?」
クラリス「宗教を押し付けることなどしません」
のあ「八百万の神々に祈るシスターなんて不思議だと思っていたわ」
真奈美「あなたには独特の価値観があるようだ」
のあ「いずれにせよ、あなたは浅野風香さんの自殺には関与していない」
真奈美「証拠もある」
のあ「梅木音葉という警察官に取り調べを受けたわね?」
クラリス「はい」
のあ「微かに怒りのような響きを感じたと」
真奈美「耳が良いんだ」
のあ「ポーカーフェイスであるあなたの変化にも気づく」
真奈美「まぁ、どちらかと言えば直感に近いだろうが」
のあ「あなたは怒っていた」
真奈美「浅野風香に利用された側になった」
のあ「あくまでも、あなたの望みは浅野風香が犯人を庇うという行為だけ」
真奈美「自殺により真実を塞ごうなどとは思っていなかった」
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