浅野風香『高峯のあの事件簿・佐久間まゆの殺人』
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40: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/02/20(水) 22:01:42.95 ID:Syf1tc1m0
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椋鳥山荘・1階・東大部屋

東大部屋
大きなキッチンやソファーがある大部屋。2階にある先生方の寝室に内階段でつながっている。

千夏「この紅茶も美味しい……」

清良「……本当に」

のあ「昼の緑茶も良かったかしら」

千夏「甲乙つけがたいけれど、この紅茶の方が」

真奈美「それは良かった。久しぶりに淹れたから緊張したよ」

千夏「この紅茶は木場さんが選んだもの?」

真奈美「いいや、流石の私でもここまでのものは探し出せない」

のあ「雪乃が選んでくれてるわ。お昼の緑茶もよ」

清良「雪乃さんとは、どなたでしょうか」

のあ「喫茶店のマスターよ、事務所の下の階で営業しているわ」

真奈美「高峯家では紅茶は淹れるものではなく、淹れてもらうものだな」

清良「あら、贅沢ですね」

千夏「雪乃さんは、紅茶に詳しいのですか」

のあ「とても、かなり、行き過ぎてるくらいに」

真奈美「自分でお店を持つくらいだからな」

千夏「今度お伺いするわ。柳先生もいかがですか」

清良「ぜひ」

のあ「雪乃も喜ぶわ」

真奈美「川島先生は良かったのか?」

千夏「授業の準備中ですから」

のあ「別の先生が授業をしている時は、何をする予定かしら」

千夏「見学です」

のあ「見学?」

千夏「私達にとっては、他の先生の授業見学が目的なの」

清良「はい。だから、化学教師の私もここに」

真奈美「なるほど」

清良「昔はもっと大勢だったそうだけれど」

千夏「食事も先生方で作っていたとか」

のあ「それは大変ね」

清良「作っていなくても、今の人数で準備するのも大変ですから」

瑞樹「衛生の問題もあったりするし」

千夏「お手伝い頂いて、感謝しています」

のあ「問題ないわ、暇だもの。ところで、相川先生」

千夏「なにか、お聞きしたいことでも」

のあ「大槻唯が好きなのかしら」

真奈美「……聞き方がストレート過ぎないか?」

千夏「ええ、とっても」

真奈美「即答か……まさか、のあと同じタイプじゃあるまいな……」



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